京都映画館巡り~舞鶴八千代館、福知山シネマ篇~
滞る当ブログの主題
前回の広島巡りよりおよそ一年半間隔が空いている
このまま行けば全国制覇は何十年後のことになるのやら・・・
さて
映画館巡り第二弾の舞台は映画の都、京都
初日は京都の山陰に構える二館の映画館
舞鶴八千代館と福知山シネマである
東京⇔京都の交通手段は格安夜行バス(¥7,500/往復)
もはやこの額に太刀打ちできる手立ては持ち合わせていない
そして世界遺産だろうが舞妓はんだろうが申し訳ないがスルーである
本題へ突入
京都一発目は浜の映画館、舞鶴八千代館
舞鶴八千代館|3スクリーンで話題の映画を上映!専用駐車場あります
京都駅⇒東舞鶴駅(¥1,940/161min)
北口からメインストリートをまっすぐ進むと10分ほどで到着
外観
キングギドラがいかついがなにやら左下に像が・・・
複雑な経緯を持つモニュメント「にのみやくん」登場
http://www.maipress.co.jp/kakotpx/0907.html
経緯については上記リンク(2009年7月21日の記事)参照
駐車場側には3Dゴジラ
1F窓口
2Fロビー(ゴジラ特集)
戦艦三笠
赤が基調の八千代1
黄色が基調の八千代2 『小さいおうち』鑑賞
看板職人「故 永井清志さん 作」イラスト展示
看板の造形物は特別に発注しているとのこと
うろ覚えだが当人が幼少の頃親に連れて行ってもらった
夢を少なからず呼び覚ましていただいた
展示にしても映画館のぬくもりを感じずにはいられない
劇場宣伝の素晴らしさの本質がここにはあり
舞鶴の子供たちにも
そんな夢のような経験になれば嬉しい限りだ
そんな舞鶴八千代館だが2013年3月にデジタル化を済ませている
http://www.maipress.co.jp/kakotpx/1302.html
(2013年2月19日の記事参照)
一路、福知山シネマへ
北口から10分ほどで到着
外観
赤が基調のCINEMA1
緑が基調のCINEMA2 『アナと雪の女王』鑑賞
多目的スペース、CINEMA+PLUSにてドラぬりえ展
シネマコミュニティ
福知山シネマ入館早々に「いらっしゃいませー!」
恰幅の良い男性店員が覇気のある第一声
これには当人大変驚いた
というのも
上映時間まで少し余裕があり福知山を散策していたのだが
どこもかしこもゴーストタウンなのである
宿の店員さんによると
「4月は閑散期で土曜日は街から人が消える」とのこと
あまりに人気がなく『世にも奇妙な物語』の不穏な世界観・・・
心が折れて映画館のある通りに戻ると人気があり
映画館は人が集まる場所であることを再認識した
そして覇気のある恰幅の良い男性スタッフは
『ドラ』『アナ』の忙しさでナチュラルハイの状態であった様子
退場の際、入場前にお願いしたことを完全に忘れられていた
そんな(どんな)福知山シネマは市内唯一の映画館
映画を愛する映写技師と映画監督の二人によって2007年に開館したとのこと
2012年5月25日にデジタル化を済ませている
両丹日日新聞 : 映画館の灯消さない− 福知山シネマがデジタル導入し3Dも上映
タイムラインを遡るとその様子が伺えます
なお、今回の二館は株式会社シマフィルムが運営をされているそう
http://shimafilms.com/movies/kaisya/
いつまでも街の映画館の灯を残して欲しいと願う
それは紛れもなく新たな視点で実感したのでした
余談
全国展開する前に地場を固めないといけないと思いますよ
JR西日本さん
※この記事は2014年4月5日に巡った際のものです